退職後の健康保険? 年金は? 雇用保険は? 税金は?
正社員が退職するとき、保険は? 年金は? 税金は?といった点を自分で調べて考えていく必要があります。私の場合、以下のように進めていったので少しでも参考になると嬉しいです。
主に以下の4つの手続きが必要になります。
私も在職中に色々調べながら手続きしました・・!
手続き① ハローワークへ
- まずはハローワークへ!
- 失業認定と登録、認定日などについて説明を受けます。
- 同時に職情報や職業訓練についても情報を収集
- 私はWeb制作系の職業訓練と求職者職業支援に興味があったので活用しました。
手続き② 健康保険を考える
- 以下の3つに分かれると思います。
① 扶養に入る (その時点で100万以上の収入があってもOK)
② 今までの健康保険を任意継続する (再就職を予定している場合)
③ 国民健康保険に切り替えする
私は結論として②にしました。
当初は①を考えていたのですが、失業保険をもらっている間は対象外になって手続きが発生すること、また再就職を視野に入れていたので、②にしました。
任意継続と国民健康保険の違いは?
結論から言うと、高収入の人は②が望ましいです。(保険料の上限制度があるため)
また、私の所属していた健康保険では、今までの健康保険と同じサービス(健康診断など)が受けれたため、同じサービスとなります。
このあたりは、収入や所属している健康保険料の上限額にもよるので
判断に迷ったら、個別に問い合わせがいいかと思います!
手続き③ 国民年金保険
これは、扶養に入るか、否か?で決まりますね。
ここ、かなり真剣にしらべたのですが、「国保と健保の扶養は別」とのことだったので、
健康保険は自分で加入しつつ、国民年金については夫の扶養(第三号)として免除されることも可能のようです。
再就職の見込みが立っていない場合は、扶養でもいいですが、これも健康保険と同様、失業手当の受理中は扶養から抜けて支払う必要があります。
私は結論としては自分で国民年金も入りました。
手続き④ 税金関係
何よりも住民税について支払いを確保しておく必要があります。
住民税は前年の収入に基づいて翌年の6月ころに支払いがきます。
会社員なら給料からずっと天引きされるので、あまりいつの住民税と意識することはないと思います。
しかし、退職して無収入でも前年の住民税は支払う必要があり、前年の収入に応じるので高収入の人はあらかじめ出費として予算を組んでおくことをおすすめします。
手続き⑤ 確定拠出型年金DCをどうする?
私の会社では会社がDC(確定拠出型年金)に加入をしていたので、
① 転職の見込みがあるならそちらの会社で加入しているものに移管する
② 転職先にない場合、また個人で運用を続けていく場合はiDecoに移行
私は②だったので、DCの運用会社に連絡をして個人型に移行の手続きをしました。
実際移行までの猶予が6か月ほどあり、手続きにも時間がかかるようなので、迷っている人は少し状況を見てからがいいかもしれません。
また、会社員時代に所得税を多く払っている場合は、確定申告をしたほうが有利な場合があります。
ファイナンシャルプランナーの勉強をしよう!と決意
いかがでしたか?
意外と考えないといけないことが多く、退職後の最初の1か月は手続きに追われました。
再就職活動をする方ならもっと大変。。。
調べていくうちに、自分が税金や保険・年金の知識があまりないことに気づき、
「そうだ、これを機にファイナンシャルプランナーの勉強をしよう!」と
学習をスタートしました。
いつになることやらですが、勉強方法、進捗状況など、改めて記事にしたいと思います!
後日談
ファイナンシャルプランナー3級のテキストを買ってみました。
保険や税金だけではなく、あまりなじみのない不動産、相続など幅広い分野が含まれています。。。
購入したテキスト
レビューでも評価が高いものをいくつメモし、本屋さんで見比べて購入しました。
まだ、全体1回通し読みした程度です。。
せっかくの機会、興味のある資産運用だけではなく、暮らしや働き方に関係の深い年金・保険のことを知るいい機会になりました!